抗生物質とワクチンの話題

最近は二酸化炭素による地球の温暖化や化学物質等による生物への影響が問題になってきております。地球規模での環境改善への認識と地球の健康回復、特にダイオキシン等の話題には注目しなければならないでしょう。
家畜の健康を守り良質の生産物を食品として提供する中で沢山の問題があります。
畜舎環境、糞尿問題、抗生物質による残留問題、車社会での排気ガス、又病原性大腸菌O-157等の微生物による汚染、と畜場へ搬入していく家畜の清潔(糞便などの洗い落とし)等々について再度点検する必要があるでしょう。
動物を管理している飼養者の皆さん又、我々獣医師においては健康食品として生産出荷する中で家畜の伝染病や感染症に遭遇することが多く抗生物質、抗菌製剤を使用する機会が増え出荷制限により生産物の減少等大きな被害を受ける事になります。
家畜の健康を守るために又、抗生物質の利用を少しでも少なくするために、特に集団飼育の中では予防ワクチンの接種が必要になってくるでしょう。
そこで現在利用されているワクチンについてお知らせ致します。

1.IBR

(牛伝染性鼻気管炎)ワクチン
IBRは鼻汁の排泄等呼吸器病や流涙等の眼症状が特徴

2.三種混合ワクチン

(IBR、牛ウイルス性下痢粘膜病、牛パラインフルエンザ)
下痢粘膜病は子牛の呼吸器病や下痢、妊娠牛では流産や異常子牛の出産があります。パラインフルエンザは鼻汁排泄、気管支炎、肺炎などの呼吸器病です。

3. 四種混合ワクチン

(三種混合ワクチン+牛RSウイルス感染症)
RSウイルス病は呼吸器病の他に肺気腫、皮下気腫等の重度の症状が見られる

4.五種混合ワクチン

(四種混合ワクチン+牛アディノウイルス病)
アディノウイルス病も下痢、鼻汁の排泄等呼吸器病が特徴です。

以上ワクチン接種については獣医師に相談して下さい

最終更新日:2019年2月5日