やってみよう!石灰乳塗布

子牛を守る石灰乳塗布

子牛の下痢・肺炎予防では『初乳給与』と病原体と接触させない『衛生管理』の二つが重要です。 今回は石灰乳塗布による衛生対策についてご紹介します。

どんな効果がある?

石灰乳は強アルカリ性による幅広い消毒効果と、塗布面の病原体の封じ込めが期待できます。環境中の湿度を抑え、肺炎予防効果も期待できます。

ドロマイト石灰を使おう

石灰にはいくつか種類がありますが、塗布にはドロマイト石灰が適しています。塗り壁材料でも使われ、剥がれにくい特長があります。

トライキル           ドロマイト

 

塗布の前に

洗浄・消毒・乾燥が衛生管理の基本です。まず舎内の汚れを念入りに落として、消毒剤の効果を最大にしましょう!

石灰乳の作り方

ドロマイト1kgと水約2Lで石灰乳を作製します。1Lの石灰乳でおよそ1㎡を塗ることができます。洗車ブラシやハケを使うか、ミキサー・動力噴霧器等の機械を使って塗布します。

作業時には刺激で目や喉を痛める恐れがあるので、マスクやゴーグル・手袋を着用しましょう。

 

 

塗布は薄塗りで

子牛が舐める可能性のある場所全てにくまなく塗りましょう。裏側、下側、角、溝などは見落としがちなポイントです。

ひび割れや剥がれを防ぐために薄塗りを心がけ、塗布後にしっかり乾燥させてから使用します。乾燥後に子牛が多少舐めても害はありません。

クリプトスポリジウムに

消毒剤のオルソ剤(トライキル・タナベゾール等)と消石灰乳の組合せはクリプトスポリジウムにも有効とされています。(例)水1Lにトライキル約1.25mL、消石灰100gを混合

大切な子牛が病気せず快適に過ごせるよう、ぜひ取り組んでみてください。

最終更新日:2019年7月12日