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オホーツク農業共済組合
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技術情報

2014/11/04

牛のサルモネラ症に注意

サルモネラ菌は小動物(イヌ、ネコ、ネズミ、鳥、昆虫など)を介して広がります。牛床、飼槽、水、飼料に菌が付着し、牛の口から体内に侵入し消化管に感染します。

子牛は、発熱や下痢を主症状とします。搾乳牛では、感染しても発症せずに保菌牛になる事がありますが、突然の発熱(40℃以上)、下痢(悪臭がある泥状便、血便)、食欲不振、乳量低下などの症状を示します。

治 療

発症牛の治療は抗生物質の連続投与による殺菌と、生菌剤の投与による消化管環境の改善が主体となります。しかし、治療にもかかわらず排菌状態が長く続く牛は淘汰することが賢明です。

予 防

サルモネラはいったん牛舎に侵入し、牛群で発症すると、終息させるまでに長い時間を要します、発生してから抑え込むより、持ち込まないことが大切です。
牛舎に出入りする際に、長靴の消毒のため、入口に消毒槽を設置することが重要です。定期的に牛舎の飼槽、ウォーターカップなどの清掃や消毒を行いましょう。

入口に消毒槽を設置しましょう

自動給餌機を使用されている場合も定期的な清掃が必要です。また、サルモネラ菌は乾燥・熱に弱く、アルカリ性環境(PH10以上)で死滅します。石灰塗布は舎内を乾燥させ、牛床などをアルカリ性にするため殺菌には効果的な方法です。

さらに、サルモネラ症のワクチン接種も効果が期待できます。

飼養管理

濃厚飼料の多給による第1胃環境の急変(ルーメンアシドーシス)が消化管でのサルモネラ菌の定着の原因のひとつと考えられています。粗飼料を十分給与して第1胃を健康に保ちましょう。

【まとめ】

牛の健康状態を観察し、元気消失、食欲不振、発熱、下痢(悪臭がある泥状便、血便)などの疑わしい症状がある場合は、すぐに獣医師に相談してください。

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