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技術情報

2012/08/01

牛の寄生虫(消化管線虫の生活様式)について

季節が春から夏に移行し、自家放牧地、公共牧野にかかわらず放牧されている牛も多いと思います。特に公共牧野では寄生虫対策をされているところも多いと思いますが、今回は寄生虫についてお話したいと思います。

牛の寄生虫は、ダニやシラミ、サシバエなどの外部寄生虫とコクシジウム、線虫、条虫などの内部寄生虫に大きく分かれます。目に見えるダニやサシバエに比べ、内部寄生虫は目にとまることも無く、実際のところは分からない事が多いです。
コクシジウムについては「2011年11月 大きなストレスは大敵コクシジウム症」で紹介された事があるので、今回は主に消化管線虫の生活様式(発育環)を簡単に紹介します。

主な消化管線虫の生活様式(発育環)

増殖・感染

乳頭糞線虫や牛鉤虫のように皮膚から侵入し感染するものもいます。また、鞭虫や乳頭糞線虫のように敷きわらやオガクズ環境でも増殖、感染するものもいます。舎飼いでも寄生していることがあります。

線虫の駆虫薬

線虫の駆虫薬はプアオン製剤(背中にかけるだけ)が主ですが、高価で保険も適用外で、なかなか使えないという話もありました。現在はジェネリック薬も出て、以前より安価に使えるようになりました。また、通常の駆虫薬は搾乳牛には使えませんが、最近の薬では搾乳牛にも使える、牛乳の出荷制限0日の製品も出ています。さらに、内部寄生虫だけではなく疥癬(かいせん)やダニなどの外部寄生虫にも効果があります。

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