北海道の北見市にある農業共済組合の公式ホームページです。

オホーツク農業共済組合
〒099-0879 北海道北見市美園497-1
TEL
0157-66-6000
FAX
0157-37-2000

技術情報

2008/04/13

牛の発情について

Q.牛の発情について、教えてください。

A.

牛の発情周期は18~23日、平均21日です。乳牛は肉牛よりも、また経産牛は未経産牛に比べてやや長い傾向にあります。

発情牛は高い声で鳴き、人や隣の牛に体をすりよせたり、なめたり、キョロキョロしていたりと、落ちつきのない動きをとります。フリーストールやパドックなど自由に動き回れる環境では、同居している他の牛に乗ったり、乗られたりしますが、乗られても嫌がらずじっとしていることが発情の決め手になります。外陰部は充血して少し腫れぼったくなり、多量の粘液を出します。指にとってみると糸を引いてよく伸びます。そのほかに、食欲が無くなったり、軟便をしたり、乳量を著しく低下させる牛もいます。

     
Q.いつ授精するのがよいですか?

A.

発情は、半日から1日続いて、発情が終わると半日くらいで排卵しますが、精子と卵子の寿命や受精のメカニズムを考えると、授精適期は発情後半から終了後6時間までといわれています。現場では、発情を午前中に見つけたら午後に授精し、午後に見つけたら翌日の午前中に授精するのがよいとされています。

     
Q.なかなか発情が見つかりません。どうしたらいいですか?

A.

発情を見つけるためだけの時間を作ることが最も大切です。

発情は夜から早朝に始まることが多いので、特に夜間、出来れば時間をかけて(15分くらい)よく牛の行動を観察しましょう。日中外に出しているときも重要です。少し牛を追って動きまわされると行動が刺激されることもあります。

暑熱や汚れ、足の痛みなど、何らかのストレスを受けていたり、高泌乳である牛の発情は、弱く短い傾向があります。また、床が滑りやすかったり、ぬかるんだりしていると行動を制限してしまいます。観察する回数を増やしたり、少し環境を変えたりすることで、発情が来ないと思っていた牛の発情を発見できるかもしれません。

それでも発情が無いときは、繁殖検診で子宮や卵巣に異常が無いかチェックします。そして必要に応じて、ホルモン治療などをします。しかし、それらの治療に一時的に反応しても、卵巣や子宮は、常にホルモンの影響を受けて活動しているため、乾乳期からの栄養状態が悪かったり、分娩前後の病気や乳房炎に罹ったり、牛が不快と感じるようなことがあると、ホルモンのバランスが崩れ、正常に活動できなくなります。牛の健康管理にも気をつけることが大切です。

また、授精した牛は、授精後18日目から数日間、発情の兆候がないか特に注意しましょう。授精後21日目、42日目に乳汁中のP値を測定することで妊娠の可能性を調べることが出来ます。獣医師に相談してみてください。

 

オホーツク農業共済組合 〒099-0879 北海道北見市美園497-1
TEL
0157-66-6000
FAX
0157-37-2000